渇いた大地

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頭の中で、いつも古い風車がカラカラと音をたてていた。 過去形ではない。今も止むことなく音をたてている。 終わりのない赤い土 弧を描く地平線 土埃にまみれた古い家 壊れた風車 渇いた風が時折視界を遮る
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