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声をしたほうを見ると3年間想いをよせてた瀬戸くんがいた。
背が高くて成績優秀でスポーツもできた瀬戸くん。
後輩からも人気があって
ファンクラブがあるって噂も聞いた。
でも、分かる。
やっぱり素敵だもん。
3年間、ずっと好きだった。
他の人に告白されたこともあって
付き合ってみようかと思ったときもあったけど
私の中には瀬戸くんがいて
どうしても他の人じゃダメだった。
「隣座っていい?」
瀬戸くんは私の座ってるベンチを指差した。
「ど、どうぞ」
「よいしょっと」
ちょっとおばさん臭く言って瀬戸くんは私の隣に座った。
ヤバイ、瀬戸くんが隣に座って私の心臓はさらにヒートアップ。
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