Chapter.3 最強伝説、開幕(オンステージ)!

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 「そういや、居たな」  「その様子、考えていることは僕達と同じですね」  「お前達もこの空気が気に入らないということか…」  「ま、そーゆーことだ」  「もちコース、似合わないぜ俺達には」  「ところで、他の方々はどこへ?」  「もうすぐ戻ってくる、そうすれば理由がわかるぞ」  その言葉とともに部室棟の廊下がざわめいてきた。  他の部員達が戻ってきたのだ。  「いやぁ、全員分買えたねぇ」  「並ばないと買えないからねぇ」  「「「大体わかった(ったな/りました)」」」  翔、甲兵、シンホンが異口同音に呆れていた。  「お前ら、また…」  「だって、あそこの限定ケーキは並ばないと…」  「マジで!?俺も…、ってそういう場合じゃなかった!」  ちなみに、翔は甘党である。  「ちょっと先輩方!ここが何部だかわかってるんですよね」  「ひぃぃ…」  戻ってきた先輩部員達は翔の眼力に揃って腰を抜かしてしまった。  ちなみに、これでも翔にとってはかなりセーブしたほうである。  「あれに俺らはよくやられたんだよな…」  「バスケって眼力勝負の面もありますからね」  「…そうとも言うな」  「おかげでまともな練習ができんのだ。そのせいで鳴海が辞めてしまった」  「This is heavy…」  部長は深いため息をついた…。  その発言を裏付けるような出来事を後に翔達4人は見せつけられてしまうことになる。
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