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第一夜では、李玖の過去にスポットをあてた作品になりました。
ちょっぴり、李玖の親友の「清水香穂」の存在に恐怖を感じた方も多いのではないでしょうか?
だけど李玖の中には、私や私の周囲の友達から聞いたいろんな話をベースに
それぞれの想いを李玖ちゃんに背負わせてしまう形になりました。
ちなみに注文したはずのない商品がドンドン届き始めたこととか、
住所とか連絡先が公開されてしまったところは、私自身のエピソード。
まっ、私の場合は、李玖の襲われるとかそう言ったところまではなかったですが
やっぱり警察に相談したり、消費者センターや弁護士の先生に相談したりと慌ただしくしていました。
それをやった犯人も、やっぱり友達だと思ってた子でした。
私が見る目がなかったのもあるのかもしれないけど、
だけど……やっぱり、犯人が見つかった後も後味がいいものではありませんでした。
その子が持っていたのも、作中に香穂に含ませた「パーソナリティー障害」。
俗にいう「人格障害」と言う病気です。
人格障害にも本当に沢山の病気があります。
香穂の様に一方的に人様に迷惑ばかりをかける人格障害もありますが、
内側に向いて、誰にも気づかれずことなく一人で苦しみ続けることもあるパーソナリティー障害。
そしてパニック発作。
この発作も経験した人はわかると思うんですが本当に大変なんです。
そんな精神的な、デリケートな部分を取り込んでの物語となりました。
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