僕と君は悪魔と契約する

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「…でだな。沙汰ちゃんとどういう関係なんだ?」 やっぱり正臣も怒ってるねか… 「いや…だから僕と沙汰は別に」 「沙汰?てめぇいつの間に呼び捨てに…!」 「いや違うんだ!それは…」 悪魔の事なんて言えない どうこいつの誤解を… 「正臣って言ったけ?私と聖人は別にあんたが思ってる関係じゃないよ」 突然、背後から声 「沙汰…」 「沙汰ちゃん!」 「じゃあ?どういう関係なんだよ、沙汰ちゃん」 「そうだな…しいていえば仲間だな、正臣お前は聖人の友達だよな?」 「う…うん、まぁ友達ってか聖人とは腐れ縁でだな」 「仲間だろ?私と聖人は仲間だ。あんたと聖人とが仲間なら私とあんたも仲間だよ」 「沙汰ちゃんと俺が仲間…聖人!疑ってごめんな!俺とお前は仲間だ!!」 「う…うん、仲間だな…」 「仲間のピンチは俺のピンチ!俺も一緒に闘うぜ!」 「おぉ!男の友情とは美しいものだな!聖人といい友達だな」 「…だね」 9割は友情ではないんだけどね…
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