僕と君は精霊使いに会う

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沙汰の家に着いた僕たち 「まぁ中に入って」 「おじゃまします…」 「そういうのはいいよ」 「聖人がいうセリフじゃないが…本当にいいよ」 「えっはい…」 「あっ聖人!あの部屋に桜連れていって、シュークリームいっぱい買ったからお茶と持ってくから」 「あーわかった、じゃあ桜ちゃんこっちだよ」 僕は桜ちゃんを連れて悪魔部屋に向かった 「あのー…ご両親にお挨拶はしなくてよろしいのですか?」 「あぁ沙汰はここで一人暮らしだから」 「えっこんな広いお家で…」 「僕も最初はびっくりしたよ」 と話ながら部屋前に着いた やっぱり忌々し部屋だな 「ここだよ入ろう」 ふと桜ちゃんを見たらワクワクしてるようだった 部屋に入り 「うわぁすごいです!いっぱい悪魔の本!!」 と桜ちゃん 「桜ちゃん本当に悪魔とか好きなんだね…」 「大好きです!この本ちょっと見てもいいですかね?」 桜ちゃんはそういうと一枚の本を取り出した その本に続いて数枚の本も一緒に落ちた 「うわ!ごめんなさい!」 「僕のじゃないから僕に謝られても」 と僕は笑いながら本を片付けようと落ちた本に手を伸ばした 「ん?ノート?」 本の中に一枚のノートが紛れ込んでいた 「悪魔図鑑って書いてありますね?」 「見てみよっか」 僕と桜ちゃんはその本を開いたのだが 「ギャハハハハハ!」 「クスクスクスクス」 悪魔図鑑とは沙汰の書いた悪魔の絵だったのだが 「聖人と桜!なにそんなに笑ってんだ?」 沙汰が下からお茶とシュークリームを持って部屋のドアを開く 僕らをみて 「おまえら…そのノートみたのか?みたんだな」 鬼の形相 「あっ沙汰いやみるつもりは…ぷぷ」 「そうです!たまたま…くすくす」 「見たことにはかわりないだろ!てか…笑うなぁ!」 顔を真っ赤にして恥ずかしそうに怒る沙汰 持ってきたシュークリームをあげてなんとか怒りをおさまめた僕らだった ※悪魔図鑑は別作品として創ります 悪魔がでるたび更新していきます
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