僕と君は精霊使いに会う

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「じゃとりあえず出すか」 と沙汰はあのノートを取り出した 僕もスタンプカードを取り出し 「アスモデウス」 「ガミジン」 と二人同時に悪魔の名を発する 異様なあの霧に部屋は包まれ 二匹の悪魔は姿を現した 「待ってたぜ!」 「そう待ってたですぅ」 「まぁ焦るな、今日はほら新しい仲間を紹介しようと思ってだな」 と沙汰は桜ちゃんの肩をもち悪魔達の前に連れていった 「ほっ本物の悪魔さんだぁ!私は桜です、アスモデウスさんガミジンさんよろしくお願いします」 「桜ちゃんねぇ可愛いじゃん」 「よろしくですぅ」 まぁガミジンはいいけどアスモデウスはなんかもっと「ххがхххそうなхххх女だな」 とかいうとちょっと桜ちゃんには刺激が強すぎるんじゃないかとドキドキしてたが意外な反応だ 「ん?ххх野郎、オレの態度が意外って思ってんだろ?オレは女には優しいんだよ!」 「アスモデウスってさぁ…女だよね?」 「オレら悪魔に性別なんてねーよ!ただ女の方が好きだから女の姿してるし女を愛するんだよ、わかったか?ххх野郎」 「あー…なんとなくね…」 「自己紹介も終わったし早くシュークリーム下さいですぅ」 「ティータイムとするか」 と沙汰はアスモデウスとガミジンにシュークリームを差し出した 二匹はシュークリームにかぶり付き 「おいしいですぅ!」 「こいつはうまいぜ!!ってまぁ…あれだ!人肉の方がいいけどなっ!」 と至福の表情 とくにアスモデウス 沙汰はもう一つシュークリームを取出し 「アスモデウス…相談があるんだけど」 とシュークリームをひらひらさせながら言った 「…なんだ?」 「聖人と契約してくれないか?」
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