僕と君は精霊使いに会う

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「…嫌だね」 沙汰はまたシュークリームを取り出す 両手でぶらぶらさせながら 「なぁ頼むアスモデウス」 苦悩の表情のアスモデウスだが 「…今回は無理だ」 「じゃあ、三つで…」 ともう一つ取り出そうとした時 「違う!違う!!そういう問題じゃねーんだよ!こいつにゃオレを使役する力量がねーって話だよ」 とアスモデウスは僕を指差して言った 「力量?」 と僕が聞き返すと 「あぁ力量だよ!てめぇのそのхххくらいの力じゃこいつ自身が潰れちまうって話だよ!!」 「じゃあ僕はどうすれば?」」 「もっとガミジンみたいな下級なやつを使役して力をつけるしかねぇな」 沙汰がいきなり立ち上がり 「じゃあ聖人が力をつければ使役してくれるんだな?」 「まぁ…シュークリーム三つが条件でな」 「わかった!聖人!もっと多くの悪魔を使役しろ!アスモデウスに認められるくらいに!頑張るぞ」 「頑張って下さい!家須くん」 なんかアスモデウスに認められるって趣旨が変わってる気がするが… キラキラした目の二人可愛い女の子に頑張れって言われたら 「うん」 ってうなずくしかないよね…
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