僕と君は力をつける為に悪魔を使役していく

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「明日から頑張るぞ」 「出来ることありましたら私にも言ってくださいね」 と二人に応援しながら家路についた僕 まぁこうなったら本気で悪魔使いになってやろうと心に決め眠りについた 次の朝 いつもどおりに沙汰がうちに不法侵入しており 「早く用意しろ、桜拾って学校いくぞ」 と朝ごはんを食べていた もう気にしない事にしている… こうして僕と沙汰は途中桜ちゃんんちに寄って学校に向かった 「桜…!お友達が!お友達が迎えに来てるわよ!」 と異常なまでに感激していたお母さんを見て 僕と沙汰は桜ちゃんが本当に影が薄すぎて友達がいないんだなぁと改めて実感した… 三人で登校していると 「今日、転校生くるんだってな」 と沙汰がいった 「へぇ一年以内に二人も?てか高校で転校生って珍しいよね」 「ですよねぇ…桐原さん、どこで聞いたんですか?」 「あっ…いや、風の噂だよ!」 と沙汰は訳の分からないことをいっている なんか怪しい転校生だな… 話しているうち学校に着いき 僕らは教室に入り自分の席についた そして先生が勢いよく 「おーすっ!ホームルームはじめっぞ!」 といつものように教室に入ってきた 「…っとその前に実はだな転校生が来ましたっ!」 クラスはわぁわぁ 騒ぎだす 僕は桜ちゃんを見た 桜ちゃんも僕の方を見ていて僕らは無言でうなずいた クラスの男子が 「先生っ!女の子ですか!」 「女の子だっしかも可愛いぞ」 と先生も悪のりしている うぉーっと男共はまた騒ぎだす 「あーおまえら騒ぎすぎ!じゃあ天宮さん入って来てください」 と先生は手招きをすると女の子が入ってきた 「天宮明日香(アマミヤアスカ)です、皆さんよろしくお願いします」 とぺこりと可愛い仕草でおじぎする たしかに可愛い 男共は最高にテンションがあがるほど可愛い 可愛いが… 「アスモデウス…」
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