僕と君は力をつける為に悪魔を使役していく

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当然、桜ちゃんは漫画のように目を丸くしている 沙汰は笑いを堪えてるのか机に顔面から突っ込んでるし… 「おーい!皆!静かにしろ!そうだな…天宮さんは山本の隣に…山本は学級委員だし色々教えて…」 と先生が最後までいい終わる前に 「はい!はい!」 と沙汰が手を挙げだした 「ん?桐原?どうした?いきなり手を挙げて…珍しいな」 「あの…天宮さんに色々教えてあげるの聖…あっ家須がいいと思いますっ!」 一瞬 クラスが静まりかえり 一気に男衆のブーイング 「家須?無理無理!」 「なんであいつだよ!」 「つか桐原と付き合ってるんじゃねーの?可愛い転校生任せて大丈夫な訳?」 いいたい放題 「あ…付き合ってないし…えっと…家須くんは…あっと」 注目されるの苦手みたいだね沙汰さん… 「あ…あっあ…は…はっはい!」 おっと… もっと注目されるの苦手な子が手を挙げたよ 「おっお!あっ相川!どうした!?」 先生まであたふた クラスは桜ちゃんが手を挙げただけで静まりかえる 「あっあっしも!家須くんががが…いいと思いまするっ!」 すごい言葉がおかしい桜ちゃんも僕に 「えっあっ…家須…お前はどうなんだ?」 と先生 僕は正直、天宮さん(悪魔)と一緒にいるのは…ちょっとあれだが まぁ沙汰が考えてアスモデウスをクラスに送ってきた訳だし… なにより頑張った?二人の気持ちを踏み躙ることができないわけで… 「あっ天宮さんが僕で良ければ」 と答えた なにかがきれたようにまた男衆が騒ぎだす 「なんだ?なんだ?相川まで?」 「てか相川?いたっけ?可愛いな」 「んなどうでもいいよ!家須の女だあいつも!」 「俺たちの新マドンナ明日香ちゃんは渡さねーよ!」 「で?明日香ちゃんはどうなの?家須とかきもいよな?」 先生も 「ん…正直、家須のなにがいいのか…まぁ天宮さんどうだ?私は山本の方が…」 ひっひどい先生 「あ…あたしは」 天宮明日香(アスモデウス)は乙女な声で発言をし始める またまたクラスは静まりかえり男たちは皆つばを飲み身構えた 女の子たちは…人気の転校生に不満の表情でどうでもいい顔だ…男子のように身構える二人を除いては 「あっあたしは…家須くんがいいです…てか家須くんじゃなきゃ嫌ですっ!」 アスモデウスなんでそんな言い方するかなぁ? …男子の殺気が痛いですimage=407502680.jpg
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