僕は君に殺されるはずだ

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「おい!聖人!てめぇ沙汰ちゃんとどうゆう関係なんだ!」 「どーゆーって…話したこともないし家が近いってだけだよ…」 「じゃあなんで放課後空いてるって…告白か?いやまさかお前がなぁ」 「いや多分…殺される」 「はぁ?なにいってるんだ?聖人?」 「見ちゃったんだよおれ…」 「なにをだ?」 トコトコトコ 「ちょっといいかな?家須くん」 き…桐原さん 正臣と話している俺の腕を掴み教室の外へと桐原さんは連れていく 「あっ…聖人!沙汰ちゃん!」 正臣の声が虚しく教室内に響く 僕はそのまま人気のない屋上へ向かう階段前に連れていかれる そして 桐原さんは僕の前に立ち 肩を掴みニッコリ微笑む 「言ったら殺す」 「じゃあ放課後に体育館の裏な?こないと殺す」 と一方的に言ってさってゆく 笑顔は可愛かったimage=407502663.jpg
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