高校時代の始まり

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「勿論。俺にくれるの?」 「そう。」と笑いながら、ねーさんは俺のジーンズのボタンを外す…。 着替えるはずが、すっかり裸にされる…。 「先にしようか?」 言われるままに、ねーさんを抱いた。 いわゆるセフレ。 何度も重ねた肌、ねーさんの感じる場所は、覚えてる。 しっかり、二度いかせた…あぁ~もう3時だよ。 明日も学校だっていうのに。 シャワーを浴びた俺に、スルスルと服を着せるねーさん…さすが、店員だよな。 「きゃー、凌。似合う♪やっぱり、私ってセンスいいわ」とご機嫌だった… っていうか、モデルが良いからだろ。 女を抱いて、服とこずかいをもらって、家に帰れば、朝。 寝不足のまま、制服をきた。 バタン 「ただいま。」 酒とタバコと香水が混じった母が帰ってきた。 「凌、今ご飯作るね。」 「いいわ。パンかじったから、行くよ」 「ごめんなさい。」 「いいってば。早く寝ろよな。体壊すよ。」 母は、寂しく笑いながら、シャワーを浴びにいく。 俺は、「行ってきます」と出来るだけ元気な声を出し、家をでた。
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