酒巻社長の秘密の時間

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  「あっ、ひゃ…あっあぁん」   古城の兄は、拓司の感じる部分を把握しているかのように、激しく刺激する。     「あっ、んぁっ…あぁあっ!!」   拓司は白濁を吐き出すと共に、意識を失った。       翌日…古城の部屋のベッドで目を覚ました拓司は 古城と黒羽に、昨夜の話を聞かされ赤面した。     いくら勢いとはいえ… 古城の兄と身体の関係をもち、約束をしてしまうなんて。     そこに、古城の兄が入って来た。彼は笑顔で拓司に言った。   「おはよう、拓司くん。昨夜は楽しかったよ。また遊ぼうね」   「あ、あの…」   戸惑う拓司。     「大丈夫。4人の秘密だから。では!」   そう言うと、古城の兄は出ていった。       社長である拓司は、こうして秘密の関係を2ヶ所で持ってしまった。     しかし、秘密がバレる可能性は今のところはなさそうだ。   月曜日、会社では、いつもの恐れられる彼の姿があった。     しかし、彼の秘密を知る者にとっては その姿すらも可愛く見えるのだった。           END
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