酒巻社長の秘密の時間

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  「あぁ…あぁあ…もう無理…」   3人目と繋がっている時、拓司はそんな事を言って、ないていた。     「ダメだよ、拓司さん。皆を満足させてくれなきゃ」    「でもっ…もうダメ…」     3人目が終わると、拓司はぐったりと机につっぷした。   当然といえば、当然だった。   繋がっている人間だけでなく、他の4人が、拓司の違う部分を刺激しているからだ。     意識を失いかけた拓司に、古城は言った。   「皆を満足させないと、また今度しちゃいますよ?」      その言葉に、拓司は顔をあげた。潤んだ目で古城を見る。     「する…」     それから、残りの2人が終えた時暗かった空に、太陽が見えかけていた。     拓司は、そのままの姿で眠ってしまった。   3人は、その場で仮眠を取り、古城と、拓司の同級生の黒羽(くろば)は、拓司の身体を拭き、服を着せてから眠った。     拓司が目を覚ますと、いつの間にか、社長室のソファーで眠っていた。   もう、夕方に近くて、すぐに家に帰った。 複雑な思いで。  
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