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「はぁ、まったく今日はどうなってるんだよ。」
あのままあの猫と喋ってたら少しおかしい人から本当におかしい人になってるところだった。
走ったせいかすぐに家に到着した。
「ただいま」
ドアを開けると普段通りの風景が目の前に広がった。十人ぐらいが座れるカウンター、いくつかのテーブル席・・
「よっ!お帰り。何だ?疲れた顔してんな、何かに巻き込まれたか?」
こんな感じで話し掛けてくるのは家の親父
喫茶【虎】の店主だ。性格は陽気で適当な人間だけど右目にやたらとでかい傷があって目は開いていない。
傷がついた理由を聞いてはみたけど、結局答えてはくれなかった。
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