2人が本棚に入れています
本棚に追加
「相変わらず客いないよな、この店。」
静寂に包まれている店内を見渡しながら俺は言った。
「ん?そうでもない、今日は十人ぐらいは来たぞ。」
「十人かよ・・・・」
まぁ十人ぐらいなら来てくれた感じだな、ひどい時は誰も来ないからな、この店。
「なぁ親父、もしも見ず知らずの人から何か頼まれたらあんたは引き受けるか?」
さっきのアルカイドとの事を思い出し一応聞いてみた。
「ん~そうだな・・考えるの面倒くさいからな、多分引き受けちまうな。」
「やっぱそうだよな・・」
流石親子!考える事は一緒だな。
「んで、どうしてそんなこと突然俺に聞いたんだ?」
「いや、気にしないでいい。」
俺は親父と話してアルカイドの頼みを引き受けて後悔せずにすんだ
最初のコメントを投稿しよう!