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―10月11日―
「さてと、昨日の場所に行けば会えるかな。」
放課後、俺はアルカイドと会うためにいつも通りの帰り道を歩いていた。
「いたいた。アルカイド!」
虎模様の猫は俺の声に反応した。
「天川さん!昨日はどうもすみませんでした。」
「気にしなくていいよ。
探し物は?」
「えーとですね。この近くに一つ反応があるのでいいですか。」
「一つって事は何個かあるのか?」
「はい、全部で十六個あるらしいです。 詳しい事は後に。」
「じゃあ行くか。」
これは長い協力になりそうだな。
俺とアルカイドは近くの公園まで来た。
どうやらここらしいな。
「あった! これです。」
「どれどれ」
公園の木の下に四角いライトブルーの結晶があった。
「これがお前の探し物か?」
「そうです。 これは【オーバーコア】と言いまして・・・」
と、アルカイドが説明をし始めたその時、突如オーバーコアが光り始めた。
「なっなんだ!」
「いけない!」
光が消え、目を開いたその先には・・・
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