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「僕が持ってきた【デバイス】があります。」
「デバイス?何だそれ?」
「こちらの世界で言えば武器のようなものです。」
と言うとアルカイドは指輪を取り出した。
「それは理解したけど、それ本当に武器なのか?」
どー見ても武器には見えない指輪を指摘する。
「武器です。デバイスって言ってください!」
「使い方はですね。 先ずはデバイスの形状を確立してください。」
形状か、いきなり言われても困るな・・・
あれこれ考えてる間にスライムが動き出した。
「スライムが飛んだ。 どうするつもりだ!」
「おそらく、天川さんを平たくするつもりだと。」
そんな恐ろしいことを平然と言わないでくれ!
くそ、時間がない。
ああもう、形状は家に飾ってある日本刀でいいかな。
「次に名前を形状を確立したデバイスに名前をつけてください!」
名前か・・じゃあ俺の名前からとって【天龍】だ。
スライムが落下を始めた。
そして俺は叫んだ
「来い、天龍!」
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