124人が本棚に入れています
本棚に追加
竜『...赤西に電話してみなよ。
亀ちゃんが考えてること伝えた方がいいよ。』
言われるがままに仁の携帯に電話した。
かけ慣れた番号だけど、コール音を聞くとだんだん不安になる。
嫌われたらどうしよう。
がっかりさせたら...。
そう考えたら、何も言えなくなってしまった。
仁『...もしもし?』
聞きたかった声のはずなのに、ちっともうれしくない。
出るなよ。
きっとお前を傷つけてしまうから...。
仁『和?...デビュー5周年おめでとう。
一緒に隣で祝ってやれなくてごめん。
ずっと一緒に隣で歌おうって言ったのに、離れてごめん。
でも俺、和のことずっと相棒だと思ってるから。
恋人である前に和は俺の大事な仲間だから。』
なんであいつは俺の心が読めるんだろう。
それより、俺のことを...
亀『......仲間?』
仁『そう。和はもちろん、KAT-TUNのメンバーのことは仲間だって思いたいんだ。
もし、和が俺のことを仲間だって思ってくれるならだけど(笑)』
亀『思ってるに決まってるじゃん!
...ただ、俺は仁が遠くに行って俺のことなんてどうでもよくなるかもって思って....』
仁『そんなこと思うわけないだろ。
和はずっと俺の大事な仲間だから。
...それと、もし良ければ一緒にデビュー記念日祝おうぜ。
ドア開けて...』
...ガチャ∑
ここが聖のうちなのも忘れて
大慌てで玄関を開けた。
最初のコメントを投稿しよう!