降臨

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僕はトイレに入り、用を足した。 「ふう…」 そのまま部屋に戻ろうとしたが、僕は部屋の前で違和感を感じた。 ドアの下から明かりが洩れている。 あれ、電気つけたっけか? いや、部屋を出てトイレに行くくらいで電気はつけないはず。 僕は、寝ぼけていた自分の脳ミソを必死に働かせて考えた。 「やっぱり電気つけてないよ。おっかしいなあ~…」 だんだんと目が覚めてきた。あまり良いことではない目覚め方だけど。 そして考えはどんどん悪い方向へ行ってしまう。 泥棒? それとも幽霊…? 目が覚めていくと同時に僕は恐怖も感じ始めた。
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