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「じゃあ、ルイナって呼ぶのはどう?」
僕がこの場で考えて、一番無難だと思った名前をチョイスした。
「お、おおお!いい名前ですねえ!そうします、是非そう呼んでください♪」
気に入ってくれたみたい。
いやあ良かった。
ルイナ…はその勢いでこんなことを言った。
「じゃあ今度は君の番だね!」
僕?
「名前はちゃんと分かってるよ♪のぼりたかしんじ、だよね」
彼女はう~むと言った感じで悩んでいた。本気で考えてるのだろう。
ふわぁ…ねむ…。
立ちながら目を瞑り、意識が無くなりかける。その後、体が傾くとその衝撃でまた目が覚める。
何回か繰り返しているうちに声をかけられ、完全に意識が戻った。
「決めたよ♪」
さて、どんなんだろうね。
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