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なんて語っちゃってるけど、僕は寝たいだけなんだ。
昼は走ったし、今ももう夜中だ。
眠気が覚めたといっても、体は睡眠を欲しがっている。
明日からは学校なんだよ。
「ねえ、ルイナ。そろそろ教えてほしいんだけど」
その一言で十分だった。
ルイナ…もとい天使は真剣な表情になってこちらを見つめた。
初めてまともに向かいあったかもしれない。
「分かりました!じゃあ私についてはなしますね」
口調は変わらないが、空間が引き締まっていく。
「その前に、少し天使について話したいと思います。」
「うん」
「私たちは、こことはまた違った地球に住んでいるのです。えと…ごめんなさい、詳しくは知らないのです」
こことは違う地球って、位置的に?それとも次元的に?
てかよく知らないって…
とりあえず最後まで聞こう。
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