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「えぇー??」
隆太の喜ぶこと‥‥
「ゲーム進めてあげるよ」
「却下」
「お、お菓子買ってあげるのは?」
「却下」
私は自転車をこぎながら必死に考えた。
「うーん。」
「俺がー♪喜ぶことぉー♪」
隆太は唄を歌いながら楽しそうに私の顔を見ている。
「クッキー焼いてあげる!」
「女の子らしいけど、却下。」
「なんで!?」
「お前のクッキーまずい」
「それ小学生の頃じゃん!」
「今も大差ないだろ」
「ひどーい」
そんな会話をしていたら、家に着いてしまった。
マンションの専用置き場に自転車を置き、2人でエレベーターに乗り込む。
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