ギルド“紅の旋律”

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「久しぶりっ、タケル!待ってたよ」 「よぉ、ミオ」 奥から出てきたのは、腰まである緋色のポニーテールが特徴の少女 「あ…ミオ様、こちらの方とお知り合いなのですか?」 「そうだよ、後は私が案内するから、あなたは仕事に戻ってね」 「は、はい…」 受付さんはとりあえず納得し、それ以上は追求しない 「さっ、行こうタケル」 「ったく……俺さあ今日も学園あんだぜ?それを朝っぱらから携帯で呼び出しだよ…、明日絶対カスガに殺される…」 「タケルが…?そんなわけないじゃない」 「まあとにかく面倒なことになりそ…」 タケルはミオに連れられてある部屋に案内されます その部屋にはギルドマスターの証である、交差した紅の剣を象る紋章が掲げられています つまりここはギルドマスターの部屋 「さ、入って入って」 「はいはい」 二人はその部屋に遠慮なく入りました
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