導入

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チュンチュン… 外からは雀の泣き声が聞こえ、朝の優しい光がカーテンの隙間から注いでいます 「う~ん…もう朝か…」 この部屋は本作の主人公…タケルの部屋です タケルは眠い目をこすりながら、ベッドから少し身体を持ち上げます そして、そばのテーブルに置いてある時計に目をむけました 時刻は8時20分 学園が始まるのは8時30分… ふむ……これは…… タケルは少しの間、考えたすえ…導き出した答えを口にしました!! 「こんなときは二度寝だね」 そうしてタケルは再びベッドに沈みます タケルはこのまま遅刻をしてしまうのか!? だが全く問題ない! 主人公にデフォルトで備わるスキルがここで発動します ドンドンドン! 部屋を拳でノックする、すごい音が鳴り響きました 「こらー!タケル!遅刻するわよ?早く準備して出てきなさい!」 「うわっ!ナナミ?」 「入るわよ」 「ちょっまっ…!」 タケルの返事を無視し、部屋にずかずか入ってきたのは、タケルの幼なじみのナナミちゃん そう… 主人公には幼なじみがいるもんだ しかも可愛いのがね
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