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準備を始めてから10分たった……
「おい!まだなのか?」
「すみません…もう少しでできますので」
「おい! いくぞ!!」
前線部隊が出発した
「俺達もいくぞ!」
俺達未成年組も5分遅れて出発した
ピッピッ
「こちら 前線B班 A班応答してください」
「こちらA班どうした?」
「やつらを見つけました!」
「そうか しばし待機せよ」
「了解 」
通信機で皆にいる場所が伝えられる
「大丈夫かなぁ~」
健太がそういった
「大丈夫だろ」
亮が答えた
健太が心配するのも無理はない
なぜなら健太の父親が前線班に居るのだ
しかもB班の班長である
と思った時………
「いくぞ!!突入!」
「行け~」
ドドドドとマシンガンで撃っている音だろう
通信機ごしに聞こえる…
これが戦争なんだと皆が思った……
皆が黙りこんでしまった そうなると余計に銃声が 鳴り響く………
そして突入してから30分後………
「なんだこの人数は……」
「やばい逃げろー」
「退却! 退却!」
「逃げっ ぐあぁー」
「逃げろ― 退却しろ」
なんだ?考え事をしていたから 状況がのみ込めなかった
「おいお前ら!何をして…」
バァ―ン!
俺達未成年組の班長が飛んでいった……
「えっ………?」
皆が声を揃えて言って、固まった
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