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さらにテロリスト達は余裕の表情をしていた
相手は子供しかも1人だけ こっちは大の大人が20人…負けるわけがないと思っていた……
雷斗も実際そう感じていた
圧倒的にこちらが不利だと……
しかし雷斗は怒りで我を忘れかけていた
「死ねや!」
テロリスト達が突っ込んで来た
雷斗も突っ込む……
それはもう自分の意識ではなかった……
テロリストの1人に斬りかかろうとした瞬間………
雷斗は目の前が真っ暗になった…………
目が覚めたら見覚えのある天井が見えた
学校の体育館の天井である
「あれ?」
雷斗は状況が把握できなかった
「おっ?気が付いたかい?」
横に医師らしい人がいた
「大丈夫かい?幸いけがはないみたいだけど…」
「大丈夫だと思う………… よいしょっと」
「まだ動かない方が……」
「大丈夫だって」
「そうかい…また何かあったら言ってくれよ」
「あぁ」
そう言うと体育館から出た
さっき話していたのは姫川誠一郎…滋賀県のスーパードクターと言われる医師らしい 詳しいことは知らない
とりあえず体育館の外に出た俺は亮に話しかけることにした
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