序章

4/4
前へ
/133ページ
次へ
テロ組織はここ最近動きを見せずヨーロッパを占拠したままだった アメリカが攻撃を仕掛けようとしたらヨーロッパの国民を人質にしたりしてうかつに攻撃できなかった だから 今まだヨーロッパに居るのに日本に来るなんてありえないと思った 「ありえないと思うだろ?…まぁ普通はそう思うだろう」 「でもな、恐らく5年の間に日本も襲われる」 「そうか、わかった」 親父が俺を強くしたいのには理由があり それはこの国が襲われる時に抵抗させるためだと 理解した でも俺だけではできない しかし親父はそのような心配をしていなかった そして修業を始めてから3年が過ぎた… 修業内容が変わり 剣術や銃を使った修業が追加され修業はどんどん苦しくなっていく 日本でも剣や銃の使用は認められていた、しかしそれは許可がなければ使えない         親父は許可をとっていた             そして1年たったある日 その日は琵琶湖で花火大会があった 久しぶりに親父から休みをもらった俺は家族と花火をみていた そしてあの恐れていたことが起こる…
/133ページ

最初のコメントを投稿しよう!

21人が本棚に入れています
本棚に追加