nine.

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どの質問にも答えない朔に、 「…お客…だから?」 きっと… こんなやり取りもなれていて… 「…逆だろ。」 「え…」 「客は…俺。」 朔は人差し指をチョンと望の鼻の頭に乗せると、 「あんたが金をもらうんだろ。」 朔は今にも額と額がつきそうなほど顔を寄せた。 「…でも…ファーストキスは高くつくな。」 ギュッと鼻をつままれる 「だから、やめとく。」 パッと離した指と共に、朔は望から体を離した。
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