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数ヵ月後~
「……ぃ……おい飛鳥!」
俺は大声で呼ばれたので振り返った。
「……なんだ亮か…」
俺を呼んでいたのはチームメイトの友沢 亮(トモサワ リョウ)だった。
おっと、俺の名前がまだだったな……俺は神童 飛鳥(シンドウ アスカ)だ。
野球部でキャプテンをやっていた。って、話が逸れたな……
「で?何の用?」
「お前……何で帝王実業の推薦を断ったんだ?」
帝王実業……毎年のように甲子園に出場している全国屈指の強豪校。
「何で………か。」
俺は外を見た。窓から見える木々達は葉も枯れ落ち、枝を残すだけだった。
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