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「…つまらないんだよ。」
「何が?」
亮は意味がわからず聞き返した。
「……俺は……お前と戦いたいんだよ。」
俺は本音を吐き出した。
「俺は全国制覇をしても満足できなかった、俺はずっとお前と戦いたかったんだよ!」
亮はこちらをじっと見ている。
「俺もだよ……俺も戦いたい。でも同じチームだから無理だと思ってた。」
亮は大きく息を吸い言った。
「勝負だ……飛鳥……俺は帝王実業に行く。だからお前も勝ち上がれ!」
「あぁ、約束だ。」
俺は亮に手を差し出した、亮はそれを掴み握手を交わした。
そして俺は亮と勝負を誓った。
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