第三話

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〔では決めて貰おう…。 闘うか、闘わないか…といっても闘わないならばここを去ってもらうだけだがな…〕 そう言うと 不適な笑みを残し 出口に向かって歩き始めた ふとレガに目を向けるが 哀しい表情で下を向いていた為 2人の視線が重なる事はなかった 『おい!』 「…!?」 唐突に名前を呼ばれた為 慌てて振り向くと さっきの集団 (なるべく関わりたくない)の 常に腹が減っている人が立っていた 「…何?」 『いや,見ない顔の奴だから 声かけてみたんだよ』 「あっそ」 本当になるべく関わりたくない為素っ気なく行こうとした時だった 『コッチに来るなぁ!!』 『リク,待ちなさい!! 逃がすもんですか… こうなったらサンダ-ボル…ッ!?』 〈バチバチバチ〉 絶対に関わりたくない奴らに 大量の電気を浴びせられた
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