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『いや~、それにしても…お前面白いな』
なんだコイツ?
いきなり現れやがって……
さっきまで気配なんて全くしなかったはずだ…
なのに、いきなり……
コイツ……危険だ
「何の用だ?」
『用?用は特にないけど…
そいつ,どうすんの?』
そいつが顎で指す先には
さっきのクズがいた
「このクズか?別に,どうするつもりもないさ」
『そうか…
それにしても,お前が考えたのか?それ』
今度は俺のコートを顎で指す
「だったらどうした?」
『いや,すげーなって。その歳でそんな仕掛けと金の調達方法考えるなんてな…』
「………」
『お前どう見たって14なってねえだろ?』
「……13だ」
『やっぱり!なのにこんだけの事が出来んだ。すげーとしか言えねーよ!』
「………別にやりたくてやってんじゃねーよ」
『ふ~ん…まぁ,普通そうだろうな。その格好からして、生活の為とかだろ?』
「………」
『………付いて来るか?』
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