君の隣に。～大切な君に贈るメッセージ～

１、再会

～２週間後～

海と咲が見舞いに来た日から２週間…

俺に会いに来るのは親くらいだ。

まあ、あいつらもクラスに馴染むので必死で 見舞いにこれないのかな。

正直に言うと 寂しいんだよな。
毎日１人で 何もすることなく ベッドで過ごす。

やることもなく、ただ時間が流れるのを待っ。

飽きました。

これは軽い罰だよ…

いや、重い罰だー

『よ。生きてるか～？』

突然、ドアが開いて海斗が現れた。

『あ、なんとか生きてるよ。』

２週間だけなのに久しぶりな感じがする。

『ﾘｭｳに頼まれたノート持ってきたで。』

『ありがとう』

俺は学校の授業においていかれないように 海斗に頼んでいた。

俺 偉い。

ん？なんか、どっかから殺気を感じたぞ。

『そういや、咲は？』

いつも咲夜と一緒に来るのに。