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『何勝手なこと言ってるっちゃ!そもそもダーリンが『どこ行ってたんだよ!この馬鹿!………ったく、なんかあったかと思っただろ。』
そう言うとより一層うちの体を強く抱きしめるダーリン。
ん?
もしかして。
『うちがここで待ってなかったから……心配してくれたのけ?』
『………ぅるさい。』
あぁ、なんだか。
さっきまで荒れていた心が、
急速に温まっていくのが分かる。
あれからこうして何時間うちのことを待っていてくれたんだろう。
いつも通りガールハントはしてたんだろうけど、
ダーリンもダーリンなりに今日を楽しみにしててくれてたんだ。
デートできなかったのは残念だけど、
本当に、
嬉しくて、嬉しくて、しかたない。
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