始まり

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朝のホームルームが始まった この学校は朝のホームルームは生徒が出席や欠席を確認する よりによって今日は大河が確認する番の日だ。 『はい、みんなおはよう』 『おはよう!』 「大河、今日お前いつもよりテンション高くないか?」 「なんかいい事でもあったのか?」 「………いや、なんでもねぇよ」 こんな無駄な会話をしていたらいつの間にかホームルームが終わる時間になった。 「はい、じゃあホームルーム終わりまーす」 ホームルームが終わるとソッコーで中平が俺の所に来た 「今日の大河なんか違う」 「やべえ、中平にまでバレた」 「何?今日なんかあんの?」 「いや、今日、幼なじみが大阪から帰ってくるんだ」 「そーなんや」 「俺、幼なじみとかおらんわ」 中平が言う。 「幼なじみっていいよ」 てかその話はいいから… 昨日買ったゲームの話に話を逸らす。 「あの最初のボス弱かったな」 適当に話を俺なりに逸らしたつもりだ 中平はその話に食いついた 「あのボスは弱かったわ」 こんな話をしていると チャイムがなった。 授業が始まった。
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