プロローグ

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「柵山さんに柊さんか…どっちなんだろう」 俺は胸を踊らせた。 「柵山?あいつは微妙じゃね?てか柊ってだれだ。知らねぇ」 「柊ちゃんは一年生だよ。ほら、あそこバド部にいる。期待の新人さんだよ。全中のシングルで3位だって。すごいよね」 うちの高校は運動部にかなり力を入れていて、バド部はインハイの常連。ちなみに俺らバスケ部は、関東止まり。 俺は中学では全国ベスト8にまでなった。 閑話休題 バド部の方を見ると、茶髪の子が軽く打ち合っていた。
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