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??「棗!」
誰かが私の名を呼んでいた。
棗「…何よ、大聖。何か用?」
私を呼んだのは大聖。
正式名は斉天大聖と呼ばれる仙だった。
大聖「用処の騒ぎじゃない!お前…月の雫を持ち出したって本当なのか!?」
棗「はぁ!?なんで?」
突然のことで私は理解できなかった。
月の雫とは仙界にとっては秘宝、つまりはお宝だ。
同時に月の力を宿した宝玉でもあった。
大聖「お前が盗んだんじゃないかって大騒ぎなんだぞ?」
どうやら…私が月の雫を盗んだという噂が流れているようだけど…
おもいっきり濡れ衣(汗)
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