うそつき

うそばかり

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春を得て。

身も心も前にも増して充実して行った俺は、前にも増して更に自由に振る舞った。

恋人が出来たのならもう他と遊ぶのを止めれば良いじゃないかと言う元セフレ、水城に

「嫉妬深いお前と一緒にすんな。
春は全部分かってて俺を好きにさせてるんだ」

なんて言って笑い、そして更に遊びに勤しんだ。

勿論、春の事も蔑ろなんかにはせずに。

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