うそつき

うそっぱち

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『は？
誰が言ったよ、んな事』

『だってネックレスくれたし！』

最後まで粘って来たのは、あのネックレスをくれてやった奴だった。

ソイツは案の定と言うか…。

やはり言っても言っても聞かず、挙げ句の果てには家まで押しかけて来る始末。

んで、終には口論になりこの有様。

苦々し気に顔を歪めてどんなに喚いても、コイツに気持ちなんか無いんだから仕方ないだろう。

自分で撒いた種とは言え、なんて面倒臭い。

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