第一章

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『だって高校の部活とかもっと練習きついだろ?俺だりぃよ。』 『まぁここの野球部はそんなに強くないし大丈夫だろ。』 北条がテキトーに返す。 『まぁ俺はとりあえずパソコン部にでも入って、幽霊部員でいいよ。』 僕は高校に入ったら勉強はそこそこにして、あとはダラダラして過ごそう、それぐらいしか考えてなかった。 『そっか~。』 北条は少し寂しそうな表情を見せていたような気がした。 入学式後は教室で担任からいろいろ説明があり、高校生活の一日目は幕を閉じた。
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