京へ
2/34
読書設定
目次
前ページへ
次ページへ
1646人が本棚に入れています
本棚に追加
/
468ページ
文久3年 夏 ―――――――――――― (ようやく着いた……) 真上から照り付ける太陽に、滴り落ちる汗を拭いながら少年は心の中でそう呟いた。 長旅であったのだろう。 大きめの風呂敷包を背負い笠を被った少年は、暑さにも負けず賑わう町の中を一人歩いていた。 周りを見渡してみても、比較的小柄な容姿の少年の腰には、些か似つかわしくない、大小の刀が差さっている。
/
468ページ
最初のコメントを投稿しよう!
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
本棚追加
1,646
スターで応援
8,129
スターを送って 応援しよう!
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!