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‐１４：４６‐
ｶﾀｶﾀｶﾀ………
ドアがひとりでに震えはじめた。
瞬時に地震と気付いた。
でも今までの地震と同じように、はじめはゆっくりとした揺れだった。そのため今回も“すぐおさまるだろう”と言う気持ちが高かったため、何も行動を起こすことはなかった。
揺れはじめから１５秒ほど経っただろうか―
！？
左右に強く揺さ振られた。
なぜか瞬時に“震度６以上だな”。と冷静に判断出来た。
「（外）出るな！！こたつ入れ！！」
弟（双子）がとっさに走りだしたので大声で叫んだ。しかし自分の叫びも虚しく外に出ていった。
まあ、自分の家の周りは田んぼばっかだから都会みたいに“ビルの割れた窓ガラスが落ちてくる”とかは無いので、外に出ても問題無いけどね OP P)
‐１４：４８‐
揺れはじめから２分経過。
凄まじい揺れはいっこうに収まる気配がない。
大抵の地震は１分で収まると言われている。
しかし今回の地震は、その常識を覆した。
一旦揺れか弱くなると思うと、また強くなる。
なので、外に避難するために玄関のドアを開けにいこうとするが、強い揺れでどうしようもない。
揺れが続くなか、Greeにアクセスしてみた。
アクセス状況を見てみると、何人か友人がアクセスしていたので、“無事なんだな”と思い、ほっとした。
‐１４：４８‐
やっと揺れがおさまった。
まずは携帯で各地の震度を確認。
“岩手県内陸南部……震度６弱”
“まあ、あれで震度５はないしましてや震度７はあり得ない”と思った。
震度はともかく家族（家にいたのは祖父・祖母・弟・自分の４人）の安否確認。
弟と祖母は外にいた。
祖母いわく、「地震の揺れで軽トラがひとりでに動いた」らしい。それほど強い揺れだったということ。
そして祖父は………、
あの大揺れにも動じず、こたつに寝ていた OP OP。
頭上には額縁があるのに………
まあ………、祖父には
あきれるしかないですね
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