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「⤵😢 ……母さん、
俺は一体……。
どうすりゃいいんだ?」
豊和は、
途方に暮れた顔して、
こんなセリフを言ってた。
情けなさレベルMAX⤴。
もうちっとマシな顔が
できないモンかと
ツッコミたくなる。
自宅の一階にある、
和室での事だ。
余談だが、
豊和の自宅は
二階建ての一軒家で、
豊和がいる和室は
両親が使っていた寝室だった。
よって、
つい最近までは
父が使っていた部屋でもある。
そして、母も使っていた。
使って『いた』と、
過去形で言うのも他ではない。
母である三本杉さとりは、
豊和が六歳の時に末期ガンに
侵され他界していた。
母の死後は、
父が単独で使用する
部屋となったのだが、
今回の単身赴任により、
完全な空き部屋
となってしまった。
今では、
母の仏壇が置かれている為の
仏間となっている。
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