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「私はあなただから」
―――ズキッ―――
頭が痛い。
「あなたは
母親の敵をとりたかった
でも理性が止めてたんだよね
あなたは…敵をとる
キッカケが
欲しかった…違うかな?」
淡々と冷静に話す。
今から殺されるのに
「遺言はそれだけ?
なら殺すよ?」
二人とも冷静だ。
「アハハ
無理だと思うな
だってなんで理性が
止めてたんだと思う?
死にたくないから
私に情けなんか
全くかけてない
自分のを守るため
私はキッカケを作った
ためらっちゃあ駄目だよ?」
もう声は届かない。
「意味がわからないな」
タタタタタ…
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