きっかけ

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きっかけ

そんな桜舞う頃、前触れも無くその時は遣ってきた。 ある日、職場で僕の歓迎会を開いてくれた。 君は僕の気持ちを知ってか知らずか、隣に座ったね。 今でもあの時の心臓の高鳴りは忘れない… 何を話したのかも憶えていないよ。 君には聞こえたのかな? あの鼓動が… 君には聞こえたのかな、僕の心の声が… 今想えば、出会った頃のままで、君が僕の隣に初めて座ったこの時のままでいれたら、こんなに苦しまずにいられたのにね…
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