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『ナツ!』とカウンターから声がした
『タカシ!忙しいのに大丈夫なの?』
『今落ち着いた。友達ときたのか?』
『うん、仕事場の仲間。未来が懐いているの』
『なあ、ナツ。仕事終わったら話しあるんだ。電話していいか?』
『いいけど…結婚の話しまとまった?とか…』
『まあいろいろあったよ。まとめて聞いてくれよ』
『わかった。電話待ってるね』
タカシは従業員さんに呼ばれまた厨房に入った
いろいろね…私とミサキさん会ったこと知ってるのかな
ずいぶん連絡もしてないし…
『なっちゃん、話ししてたのがオーナー?』
『なんだ安西君。びっくりした。そうよ』
『カッコイイ人ですね。男っぽいし、イケメン』
『そうなのかな。亡くなった主人の友達でもあるの』
『へええ…』安西君は意味深な顔をしてサンドイッチを頬張っていた
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