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(萩原の手が止まった…。という事はあれが当たり牌…？)
萩原は一瞬、平田に目を向け打五萬｡
すかさず、平田は手を倒した｡
｢ロン！｣
忍は悔し気に目を閉じた｡
(…萩原…！ やられた…！)
平田は満足気に裏をめくった｡
｢裏１つか…。跳満にはならなかったが…。リーチ、一通、ドラドラ。…満貫だ！｣
この親満直取りで平田は４６９００、萩原は１３８００となった｡
その差３３１００｡
平田は流れを掴んだ事を完全に確信した｡
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