―戦兢―

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平田に点棒を渡すと、萩原は小さくため息をついて、言った。 「…ちょっと、小休憩を挟んでもいいか? 平田さん。」 平田は頷いた。 「ああ。」 萩原は立ち上がった。 「どうも…。麻里、忍さん、あんたらもちょっと…。」 「え…? う…、うん。」 忍と釘宮は彼の後に続き、部屋の外に出た。
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