―戦兢―

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「どうしたの、萩原? 確かに、流れは悪いけど、あたし達を呼んでまで、何かあるの?」 萩原は頷いた。 「ああ。次局、2人には覚悟をしておいてもらいたい。」 忍と釘宮の表情が強張った。 萩原は淡々と続けた。 「…次の局、あの流れなら平田はまた満貫以上を張るだろう。そして、俺はあえてそれに振る。」 2人は驚いた。 「なっ…!」 「死ぬ気!? 龍兄!」
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